言語ミスディレクションを構築する4ステップ


クロースアップマジックにおいて、
ミスディレクションを構成する大きな要素のひとつが「言葉」。


この言葉を徹底的に磨き、
言葉だけで、相手の(思考を誘導することによって)目線を確実にコントロールする方法を解説します。


どう言葉を構築し、磨いていくのかというと、
次の「4つのステップ」を踏みます。


① セリフを紙にまとめる。

    ↓

② それを読み上げ、ボイスレコーダーに録音。

    ↓

③ ボイスレコーダーを再生し、お客さんの感覚で聞き、言葉を圧縮し紙にまとめる。

    ↓

④ ②③を何度か繰り返す。




【③「言葉を圧縮し…」について】


言葉を「削る(減らす)」のと、「圧縮する」のは全く違います。


削るとは、単に文字を削除し、言葉を減らす行為です。


圧縮とは、同じ意味を、より少ない言葉数で伝えるということです。


例えば、俳句は五七五のたった17文字によって、17文字以上の世界観を僕たちに伝えてくれます。


『松島や ああ松島や 松島や』


という俳句は、
「ため息が出るような」とか
「美しい景色」などといった言葉は使っていませんが、
そんな様子を感じることができるはずです。


ちょっと話が逸れるようですが、
「乾燥わかめ」は、水に触れることによって、
元のわかめの状態へと戻っていきます。


言葉を圧縮するとは、わかめを乾燥わかめにするようなイメージです。


中身の味や栄養素はなるべくそのままにして、
形をぎゅっと縮めます。


だから、少ないセリフだったとしても、
相手の中に思考が広がり、
こちらの意図したように誘導され、
目線が導かれミスディレクションが成立します。




『言語ミスディレクションを構築する4ステップ』



① セリフを紙にまとめる。

② それを読み上げ、ボイスレコーダーに録音。

③ ボイスレコーダーを再生し、お客さんの感覚で聞き、言葉を圧縮し紙にまとめる。

④ ②③を何度か繰り返す。



ぜひやってみてくださいね!


言語ミスディレクションの構築法については、
また改めて別の方法論を解説したいと思います!



マジックプロデューサー Matty (マティー)