「俺はできる!」って感覚を強める方法 〜マジックセラピーより〜


先日都内にて、


『教育・福祉従事者のための
  クライアントに自立を促す心理ケア
  マジックセラピー体験会』

を開催しました。


そこで心理士の後藤啓吾さんが、
「自己効力感」についてお話されました。


自己効力感とは…
人が何らかの課題に直面した際、
こうすればうまくいくはずだという
期待に対して、自分はそれが
実行できるという期待や自信のこと。

ざっくり言ってしまえば、
「俺はできる!」
という感覚でしょう。


マジックのレッスンをしてきて、
自己効力感を高める秘訣が2つあります。




それは、

①他人と比べないこと

②単位を小さくしてとらえること


です。




まず、
【①他人と比べないこと】ですが、


「あの人よりできる/できない」
というとらえ方をしてしまうと、
上には上がいるわけで、
終わりがありません。


だから他人と比べて、
「できている/できていない」
と感じる
(それによって気分も上がり下がりする)
つまらないセンスは、
早く捨ててしまった方がいいです。


優劣だけが全てじゃないということです。





もうひとつ、
【②単位を小さくしてとらえること】とは、

僕のマジックレッスンを
例にすると分かりやすいかと思いますので…。


マジック未経験者には最初、
小学生でもできてしまうような、
本当に簡単なマジックを
レッスンするようにしています。


マジックを身に付けることそのものよりも、
「俺、初めてだったけど、
  マジック“できる”じゃん」
という感覚を得てもらうためです。


その次に、
ほんの少しレベルの高い
マジックをレッスンします。


ここでもやはり、
「あ、ちょっと難しいかと思ったけど、
  俺マジック“できる”じゃん!」
と思うわけです。


さて、
ここでさらにレベルの高い
マジックをレッスンしたら、
生徒さんはどう感じるでしょうか?


「ここまでマジックを練習して、
  俺は未経験者だったのにマスターしてきた。

  しかも身に付ければ身に付けるほど、
  飲み会が盛り上がって楽しい。

  女の子の驚いた表情も
  可愛くてしかたない!」


と思っているわけですから、
多少レベルの高いマジックだったとしても、
「俺は“できる”」
と取り組んでくれるわけです。




これを現実的な
シチュエーションに置き換えると…


お仕事のレベルを他人と比べてばかりいて、
それによって気分を落としていたら、
そりゃあ自己効力感は養われません。



そして、目標が高すぎたり、
そこまでのステップを雑にとらえていると、

「まだこれができていない」
「あれをやらなければいけない」

と常に
“できていない部分” “ないもの”
にばかり意識が向いて、
行動することが
つまらないものになっていきます。




というわけで、
自己効力感(俺はできるという感覚)を
高めるには、

①他人と比べないこと

②単位を小さくしてとらえること


でした。




あ、
そもそも「今いる環境がなんか違う…」
って人は、

その環境を手放すことが
先かもしれません!


マジックプロデューサー Matty (マティー)