▷『ダイナミックフォーキング』相手の表情を読んで話の展開をシフトする



リラックスして人が会話をしている場合、
口で何かを答える前に、その答えは「表情」や「ボディーランゲージ」に表れてきます。


これを利用して、
相手のことを分かっているかのように話を進める、
あるいはこちらにとって都合のいいように話を進められるのが、
『ダイナミックフォーキング』です。




【a】

「あなたは他人の悩みごとや困っていることに気付いてあげられる ★
  繊細な感性を持っている方です」

【b】

「あなたは他人の悩みごとや困っていることに気付いてあげられる ★
  ということは苦手で、
  でも代わりに自分の意見や意志を貫くのに長けている方です」


文中の★は、相手の反応(うなづきや表情、ボディーランゲージ)を見極めるポイントです。


【a】と【b】、★以前の内容は全く同じで、
相手の反応が[YES]的であれば、【a】として言葉を続け、
どうも[No]の反応だと感じたら、【b】のように話の展開を変えます。






僕はマジックの中で非常に活用してきました。


観客の手の中で変化が起こるマジック(トーンアンドレストアカード)で、

【a】
「おまじないをかけると、手の中で変化する感じが ★ するはずです」

【b】
「おまじないをかけると、手の中で変化する感じが ★ するかもしれません」

と使っています。


相手の表情から、
(実際には錯覚の体感覚なのですが)

「変化を体感している」と分かれば、
【a】として言葉を続け、
変化の体感がなければ【b】として言います。


マジック的には、もし
【a】「おまじないをかけると、手の中で変化する感じが ★ “するはずです”」
と断言した場合、

相手に変化の体感がなかったのなら、
マジシャン(の意図)は失敗したことになりますが、

【b】「おまじないをかけると、手の中で変化する感じが ★ する“かもしれません”」
のように“かもしれません”であれば、

「体感があるかもしれないしないかもしれない」という立場を取れるので、
マジシャンは失敗したことにならないわけです。


セラピストのカウンセリングが少しズレてしまった時や、
「こういうことで困っているんじゃないかな?」と探ってみる時に、

『ダイナミックフォーキング』を利用することで、
話のミスを誤魔化したり、カマをかけたりできるわけです。


マジックアーティスト Matty