マジックを惹き寄せる人・遠ざける人



「トランプを選んでいただけますか?」
「手をお借りしてよろしいでしょうか?」
「サインを頂けますか?」


マジックの途中お客さんにお手伝いしてもらうシーンがあります。


僕がどういう基準で人を選んでいるかというと、

その“ひとつ”に

(心の)瞳が開いているかどうか


というのがあります。



瞳が開いている(場合によっては輝いている)人というのは、

僕に対して好意的ですから、
マジックの流れをより太く濃く楽しくしてくれます。

僕もお仕事でマジックをやってますから、
他のお客さんまで楽しめる場の空気になるかどうか?
(=クライアントが満足するか)
というのは大切にしています。


反対に瞳が閉じている人、
目が渇いている人は、

「タネを見破ってやろう」
「マジシャンの邪魔をしてやろう」

という意思があったり、
マジックや僕にあまり興味がなかったりしますから、
お手伝いはあまりしてもらわないようにします。




瞳の輝いている人は、
ただそこで自分として(楽しんで)いるだけで、
より楽しくなるチャンスがやってきて、


一方目の渇いた人は、
「俺もなんかやりたいです」
「触りたいです」
と求めるのになかなか与えられない、
よりつまらなくなっていく。。


という真逆のことが起きているということに気付きました。





大切なことはそのもの(今回ならマジック)がよりいいものになる「人間」であるかどうか。


そこの空気がより明るく(暗く)なるかどうか。



それに「ふさわしいもの」がやってくるのだと思ったのでした。


僕はきっと、
マジックを身に付けたら自分も周りの人もより楽しくなっていく。



だからマジックのチャンスをたくさん与えられたのだと思います。


マジックアーティスト Matty



Photo:CLOUSEAUにて Ro-j Chang