アーティストはビジネスのルールをそのまま使ってはいけない



大学4年生の頃からブログを書いていて
— そのほとんどは仕事の目的で —、
だからもう5年以上やってるわけですが、

今は全て公開してませんが過去のブログを振り返った時、
魅力的な文章とそうでない文章とがあります。


つまらない文章を書いていたのは、

「こういうのが読まれやすいだろう」
「こういう文章の形が理解しやすいだろう」
「誤字脱字がないようにしよう」

そういうことを考えて、
個性や勢いを殺していた時です。




「結論から書きましょう」
「タイトルだけで結論が分かるように」
「ニーズのありそうなこと」
「読みやすく」

そうやって書いてた時の文章ってマジでつまんないのです。


小学生がそれぞれの個性、感性をもっているのに、
みんなが同じような作文をしちゃう感じですね。
こういうの先生(親)喜びそう!って。


ビジネスメールだとか新聞において、
結論から書くってことはとても大切だしルールでしょう。


では村上春樹が小説で、
オチから書いていたらどうでしょう?


マジつまんないでしょう。


数百ページを読まずして、
タイトルだけ、目次だけ見たら展開が分かっちゃうとか、
全然僕たちのハートをエンターテインしないでしょう?

偉そうなこと書いて村上さんの小説をちゃんと読んだことないですけど。


「文章の書き方」に限ったことではなく、
アーティストとかエンターテイナーってのは、
そのまんまビジネスのルールを使えない。


ということを、
お仕事としてマジックをやってきて感じます。


かといってビジネスのルールが役に立たないということでもなく、
そのバランスのいいとこを見つけていくのもまたアーティスティックな活動なのだと思います。


マジックアーティスト Matty
Photo:Ro-j Chang