スタートの呼吸のリズムがそのまま人間関係を作る


高校生の時は商店街(ストリート)、ショッピングセンター、
大学生は公園、レストラン、バー、パーティー、
社会人になってからはもちろんいろんなとこで…。


そういったところで、
趣味やお仕事でマジックをやってきました。


このほとんどは初対面の相手です。


Photo:木村直登さん

それから、

大学生の時日雇いの(ティッシュ配りの)バイトを何回かやったこともありますし、

社会人になってから僕のもうひとつの顔として
「花贈り男子(FLOWER GIFT STORY)」もやってきました。


いずれにしても、
初対面の方に数秒のうちに

「この人なら話してみてもいいかも

(あやしい人じゃなさそう、好感をもてる)」

と思ってもらうお仕事でした。


それがなければ、
お花をプレゼントすることもできないし、
どのようなキャンペーンなのかお伝えし行動に移してもらうこともできない。

マジックを見てもらい、
満足してもらうことだってできません。


そんなことを長くやってきて、
初対面の人にアプローチする時の秘訣を掴んできました。




「呼吸」に関して言うと、

ゆったり深くする

ということです。


また、

声をかける相手は昔からの親友だという気持ちで

(実際には敬語を使うけれど)
「やぁ!久しぶりだね」
という親しみあるやわらかな感覚で。


特別大きな声を出す必要もないし、
スピーディーに喋る必要もありません。


むしろ、

大きな声を出したり、
素早く話したりすると、
売り込みっぽく(チャラく)なります。


言葉をゆったりと安定させるためにも、

アプローチする時の歩き方もゆっくりでOKです。


※ 例えばストリートで声をかける場合、
足速の人よりもゆっくり歩いている人の方が(暇であるわけなので)立ち止まってくれやすいです。
つまりあなた自身も速く移動する必要はないということ。




声をかける「最初のペース」が、
基本的にその後も続いていきます。


ほんとは頭の回転が遅いのに、
スタートでがんがん飛ばしてしまうと、
後々会話が続かなくなったり失速してしまったりします。


「最初のペース」とは、

呼吸のことであり、会話のことであり、歩き方のことです。



なぜこんなことを伝えているかと言うと、
僕自身がそれでたくさん失敗をしてきたからです。




僕は、
「状況によって自分のテンポを高速にする」
ということがどうやら苦手なのだということに生きてきて気付きました。


基本的には一定の(どちらかと言えばゆっくりの)ペースで生きないと、
パフォーマンスが落ちます。

コミュニケーションだけじゃなく、
マジックとかお仕事も。


だから最初から
「僕はこういうペースじゃないといいものをお届けできないっす、すみません。
  でもちゃんといいもの届けます」
という、

自分にとってぴったりなリズムで関係性をスタートするようにしています。





なんかそんなことを思い出しました。

そう、大切なことは、

呼吸のペース、言葉のペース、歩くペースの中心を自分に置くこと。



マジックアーティスト Matty