土台がゴールを決める、ゴールが土台を作る。


仕事やキャリアの話をします。


けれどその前に、
マジックと文章というものをやってきて、

『土台がゴールを決め、ゴールが土台を作る』

ということを感じてきたお話をさせてください。




ブログやFacebookの文章を書く時、
実は何度も文章を“全て”消しています。


①書く → 行き詰まる → 全部消す
②書く → ①よりは書けるけど行き詰まる → 全部消す
③繰り返し…


ということをやっているうちに、
行き詰まることなく言葉が溢れてくる瞬間が訪れます。


僕が師匠としていたセラピストさんがこれを
「家を建てること」
に置き換えていました。


2階建ての家を少し改築する程度ならそのままの家でいいけれど、
4階建てにする場合そのまま上に乗せたら家全体が壊れてしまうから、
一度2階建ての家を解体して、
土台から作り直して4階建ての家になる。

このような内容でした。


文章も、
「始まり」のスケールや安定感の上に(後に)文章を乗せていくわけだから、

出だしが狂えば文全体が狂うわけです。



書いて消して、書いて消して…
というプロセスの中で必要な言葉や伝えたいことが整理され、
文章の全体像がリアルになっていく。

そうした時、
始まりから終わりまで滞ることなく言葉が溢れてくる。

という状態になるのだと感じています。




同じことをマジックでも経験してきました。


小学生の時からマジックをやっているので、
古いものだと17年同じマジックをやっています。


小学生の時は夢中になったけど高校生の頃は一切やらず、
大学生になってまたやりたくなる。


という特定のマジックに対してブランクがあり、
だけど再開した時には小学生の時実現できなかったクオリティになっている。

ということがいろんなマジックにあるのです。


マジックが進化する時って、

その前にモチベーションが低下したりブランクが生まれたりします。





僕たちが目標を持った時、
そこにエネルギー(モチベーション)が生まれ、
それが実現したり実現に近付いたりすると、
心は満足してきて、エネルギーは落ちてきます。


また新しいゴールを描く時には、
あるいは新しいゴールを描くことによって、
僕たちは一旦壊れます。崩れます。失います。


それは破壊のための破壊ではなく、

創造していくための破壊です。



ゴールが大きければ大きいほど、
高ければ高いほど、

どっしりとした土台が必要になるからです。



マジックアーティスト Matty


補  足


キャリアやポジショニングは常に進化していき、
その都度一度自分をバラして再構築していくということです。

桜が散ったり四季が巡るのと同じように。




創造する期間と崩壊する期間、
モチベーションが上がる時期と下がる時期、
そういった波について書いたのがこちらの記事。