ルーティンの再構築とミスディレクション強化方法


僕がクロースアップマジック、ステージマジックをやってきて、

・こうすればマジックが進化する
・こうしてミスディレクションが強烈になった
・オリジナリティはこうして生まれる

と感じた3つの方法をご紹介します。


①常に理想を描く

②人に披露している姿を動画に撮る

③そのマジックから離れる





①常に理想を描く


当たり前といえば当たり前かもしれませんが…
常に現状のマジックよりも、ひと回りもふた回りも高い理想をもっておきます。

理想というのは「未知」です。
未だ知らないわけです。

だから明確に「こういうマジックになる」というものは見えません。
今ははっきり見えなくていいんです。
悩んでいいんです。

ぼんやりと「こうだったらいいのに」「こんな感じ」というのが理想なわけです。

常に理想をもっておくと、マジックは必ず進化していきます。時間をかけて。

『フォーク曲げ』というマジックから、『未来へ記憶を刻み夢を叶えるアート』と発想の転換があった記事がこちら。
⇒ 想い出を飾るアートとしての『フォーク曲げ』



②人に披露している姿を動画に撮る


すでに(ある程度)演技可能なマジックである場合、それをリアルなお客さん(初対面であったり、一般の人だったり)に見せているところを動画に撮ります。
※特にクロースアップマジック

その後、動画を“ぼんやりと”眺めます。


あなたは、“他人”のマジックを見て、
「もっとこうしたらいいマジックになるのに」
といいアイディアを考えることができるはずです。

その力を利用します。

動画というのは自分を(まるで他人のように)客観視することができます。

だから、他人のマジックを見てるように、ぼーっと、俯瞰して、他人事の感覚で見ます。
※他人事として見るというのがとても大事!

すると、マジックの改善策が見えたり、ミスディレクション構築のアイディアが浮かんできたりします。


またリアルな人を相手にやっている姿を客観視すると、ルーティンの隙(不完全さや可能性)が見つかるので、マジックを変化・進化させられます。



③そのマジックから離れる


いいアイディアは、ふとした時にやってきます。

散歩していたり、お風呂に入っていたり、空気の綺麗なところでゆったり呼吸をしている時、友達と話している時、おしゃれなショップを眺めている時…。

だから考えまくってどうにもならない時は、(その)マジックから離れます。

数時間でも、数日でも、数ヶ月でも、数年でも、関係ないことをやってください。
必ずいいアイディアが湧いてきます。




ストリートマジックの想い出



学生の頃後輩と一緒にストリートマジックをやっていました。
公園で暇そうにしている人(2人〜6人程度)に声をかけて、許可をもらって動画に撮っていました。


あの頃そうやってミスディレクションを進化させてきたなと思い出したので書きました。


マジックアーティスト Matty