▷メンタルマジックとマジックトークの活用方法

マジックトークに『ダイナミックフォーキング』というテクニックがあります。

これは、相手の表情・ボディーランゲージの変化を読み取ることで、相手の心の中を分かっているかのように話の展開を都合よく切り替えるというものです。

以前書いた記事はこちら。

「ダイナミックフォーキング」相手の表情を読んで話の展開をシフトする

このテクニックは、メンタルマジックととても相性がよく、カードを当てるマジックでよく使ってきました。

その一例として、『3枚のカードから1枚を心に思ってもらい当てるマジック』をベースに解説します。


実演

※「覚えたトランプの数字、何でしたか?」とマジシャンが尋ねた後、観客は「2」と答えていますが、動画では音声を拾えていません。

※このマジックのタネについては、解説しなくていいと思うので割愛します。


ダイナミックフォーキングの解説


「数字をイメージしてください。
…7、7、7…★【A】というように心の中で強く思ってください。」

「数字をイメージしてください。
…7、7、7…★【B】7、7の数字を思い浮かべてますね?」

もし観客が7の数字(カード)をイメージしていた場合、★のあたりで相手の表情に驚いたような変化が出ます。

その時は【B】として話を進め、表情に反応がなければ、【A】のセリフを言います。



さらに絞り込みたい場合


実演動画ではやりませんでしたが、3枚見せたカード(♥︎2、♦︎7、♠︎8)のうち、「7でない」と分かれば、あとは「♥︎2か♠︎8」と絞り込めます。

ここでさらにダイナミックフォーキングを利用して(例えば小さい数字か大きい数字かとか、あるいは赤いマークか黒いマークかなど)相手が覚えたカードを絞り込むことができます。



メンタルマジックなら

失敗せずに練習ができる


また、そもそもこの3枚のカードマジックは、数理的に100%当てることのできるマジックですから、マジックトーク(ダイナミックフォーキング)を使わなくても当てられます。

しかし、ダイナミックフォーキングをちょこっと使ってみることで、運良くうまくいった時には、特別な不思議さを演出することができるということです。

今回は、初心者向けにレッスンしたのでこのような簡単なカードマジックを利用しましたが、センスいい方なら、

「あのマジックにダイナミックフォーキングを組み合わせたらとても不思議になる」

というアイディアが浮かんだはずです!



表情に出やすい観客を選ぶ


ダイナミックフォーキングをより確実に成功させるには、表情に出やすいお客さんを選ぶことです。

無表情の方やリアクションの小さい方、マジシャンに対して心を閉ざしている方だと、ダイナミックフォーキングは難しくなります。






ということでちょっとマニアックな技術ですけど、こういうのおもしろいですよね?笑


マジックアーティスト Matty



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