メッセージ性が一瞬から核爆発を起こす


マジックのアドバイスをする時も
レッスンする時も、
生徒さんのお仕事のサポートをする時も、

僕が大切にしてきたのは、
「その人が何を伝えたい(表現したい)のか?」
って部分でした。

「何をしたいのか?」ではなく、
「何を伝えたいのか?」です。

What・Howでなく、Whyです。

素材やコンテンツ、テクニックではなく、
ストーリー・メッセージです。




学生時代に、
マジックとは世界中で日々進化していくものだ
ということを痛く感じました。

同時に、その変化のスピードに
僕は追いつけないという
敗北感も自覚していました。


この変化とは、

「より速く(マジックをやる)」
「より多く
(現象を起こす、プロダクションする)」
「より巧く
(=新しいテクニックを生み出す)」

という意味です。

より速くよりたくさんより最新の…。

こういう流れの先頭には立てないと感じました。
(あるいは“立ち続けられない”と)


そこで大学3年生の時、
その流れと全く逆の方向性で
(ステージ)マジックを創りました。

より速くせず、より多くせず、
より巧くしない。

(慣れない会長という立場になって、
  マジックに時間と気持ちを割けない
  と感じていたのも理由のひとつ)


代わりに、

「自分にしか表現できない
  ストーリー(メッセージを込めること)」

にフォーカスした。




流行りのものの危険性って、
すぐに古さを
感じさせてしまうことだと思います。

例えば昨年?流行ってたPokémon GOって、
今全然Facebookで見なくなりました。

でも、

「iPhoneって便利」とか、
「スティーブ・ジョブズってすごい!」
と言っている人はいまだにいます。

スティーブ・ジョブズのメッセージや、
iPhone(に込められたメッセージ)の方が、
Pokémon GOのコンテンツよりも
普遍的だったと僕は言いたいわけです。


人生がナタデココみたいに、
たまごっちみたいに、
だっこちゃんみたいに(知らんけど)、

一瞬燃え上がって一瞬で燃え尽きる
—高校生の夏祭りの恋のように—
んでは虚しいと思いませんか?

一瞬で注目を浴びるけれど一瞬で冷められる。


そうではなくて、
一度関わったらその味の深さに、
ずっと噛み締めたくなる
—それはまるでするめいかのように。

そんな生き方や仕事がしたくないですか。

(なんだか変な比喩ばっかり)




「より速くより多くより巧く」
という生き方は、
ライバルとの比較を
ベースにしなければいけません。

あるいは評価する人の目。

「よりメッセージを大切にして届ける」
という生き方は、
自分自身にフォーカスして、
(自分やファンのために)自分を磨き続けます。

比較や勝ち負けや劣等感とは異なります。

戦い続けるのではなく、
(自分で)在り続ける。


大学2年生の時、戦うことに疲弊した僕は、
そんなビジネスの本質みたいなことを
マジックから学びました。

そのあと結局お仕事で
戦っちゃうんだけど。

(教訓活かされてないじゃんね。笑)


誰かと競ったり
比較して落ち込んだりめんどくせえじゃん?

だから僕は後輩に
マジックのアドバイスをする時も、
生徒さんにマジックのレッスンをしたり
お仕事のサポートをする時も、

「何を伝えたいんですか」
「なんでそれをやりたいんですか」

と、その人にしか語れない過去や
人生を教えてもらいます。




たったひとつのコンテンツ、
たった3分のマジック、
たった1本の文章が、

誰かの心に触れた時、
メッセージとストーリーが
その人の中で爆発するから。


マジックアーティスト Matty


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