言葉を処理している時は聴覚優位、言葉を処理し終えた時は視覚優位になる。


マジックにおいて秘密の動作
をする時、

観客にはあまり“そこ”を
凝視(警戒)されたくないものです。


そこで、
意識が緩んでいる(オフビート)時に
それを行いたいわけですが、

いかにオフビートを構成するかって話です。


人は(もしかすると特に男性は)、
言葉を聴いて咀嚼している時、
聴覚(からの思考)に意識が向かいます。


言葉が一区切りした時=咀嚼して飲み込んだ時、
意識は聴覚から視覚へとシフトします。


例えば、
やっちゃいけないですけど、

自転車に乗りながらスマホで通話していたら、
聴覚(思考)の方に意識が向かいますから、

視覚としての注意力が落ちて、
事故を起こしやすくなりますよね?


交通事故は起こさない方がいいですが、
マジックにおいては、
事故を引き起こしたいわけです。

つまり観客の注意力の弱い時に、
秘密の動作を済ませたいわけです。



マジックを覚えたての方は、

◆言葉(セリフ)を言う
    ↓
◆言葉が言い終わる
    ↓
◆秘密の動作を始める

という順にマジックを進めてしまいます。

が、

これがいけません!!


僕はこうします。

◇言葉を言う
    ↓
◇言葉の途中で秘密の動作を行う
    ↓
◇言葉が言い終わる頃に
秘密の動作は終わっている


マジックを覚えたての方は、
「言葉」と「動作」が
別々のものとして動いています。

だから観客は、

◆言葉(聴覚からの思考)を処理し終える
    ↓
◆視覚への注意力が高まりタネが分かっちゃう

のです。


僕がマジックをやる時観客は、

◇言葉の処理をしている
=聴覚に意識が集中している

わけで、
その時すでに秘密の動作が終わっています。

だから、トリックに気付かないのです。



人は言葉に触れる時、

聴く → 思考・咀嚼する → 理解する

というプロセスを踏んでいます。

その時意識は自分の内側
(に入ってきた言葉)に向かっているわけで、
外に対する注意力が落ちています。

この瞬間を僕は狙って
秘密の動作を仕掛けているのです。

だからタネがよりバレにくくなるのです。



↑この写真の3秒前が、下の写真です↓
観客は口にくわえられているカードに
気付いていません。
観客の目線を確実に誘導しています。

Card to Mouth 現象
横浜ベイサークル様10周年記念パーティーより
Photo:松崎元気さん


こちらの記事もご参考に!

▷言葉が思考を生み出し、思考が目線を動かす。〜テーブルを貫通するコイン【動画解説】〜

【図解】ミスディレクション・オフビート・ルーティン構築



ちなみに、

僕がブログを書く時の改行の幅も、
読者が咀嚼する時間を確保できるように
スペースを取ってるんですよ!

相手の思考のリズムに気を遣ってあげてるから、
理解しやすくなるわけです。

結果、スムーズに心を誘導できるわけです。



◆人の心を導きたい
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マジックアーティスト Matty