戦わないアートスタイル 〜自分に戻る生き方〜

人に認められる方法、
誰かよりも優位になるための技術、
同業者にも評価されるための能力…

そういった「勝ち方」を大切にし続ける限り、
僕たちは負けてしまう恐怖を抱き続けるのだと、
マジックをやりながら気付きました。


(マジックはもう20年くらいやっているものだから、
  マジックに隠されてしまった
  真実の感情が遠いものになっています。。)




「勝つための方法」とは、

負けない方法であり、
負けたくない気持ちであり、
誰かと比べている自分であり、
誰かよりも劣っていると思っていることであり、
人から興味をもたれなくなる不安のことだと思います。

そうじゃありませんか?


僕がマジックを始めたのは小学生の時、
研究しだしたのは中学生のことであり、

だからこそ
モテたい、認められたい、好かれたい、自分には何もない…

というエネルギーの塊でもあります、元々。


そうして培ってきた技術、能力、経験、知恵は、
そのエネルギーのドロドロの結晶でもあるわけです。


だから、
その「勝ち方」にしがみついてしまいます。

そこに自己価値を感じているからです。

いや、
“そこだけに”自己価値を見出しているからです。

自信がないからです。




「勝ち方」を手にしていれば、
勝つことができます。

でも実際には時々失敗があったり負けもあります。

勝ち方を手にしている限り、
絶対に僕たちは「戦い」ます。

だから負けもあるんです。

そして自信がないからこそ、
負けを嫌います。

負けた時の、負けている時の
自分を否定します。

そうしてまた、
より強い「勝ち方」にしがみついていきます。笑

そしてまた戦って、
時に勝って、時に負けて、

より「勝ち方」を強めて、
また戦って…

と繰り返していきます。


これは僕の体験談なわけですが、
きっとあなたにもそんな過去が、
いや、今現在があるはずです。笑



「勝ち方」を維持し続ける限り、
負けもあるし、不安も負ける恐怖もある。
常にびくびくする。


じゃあ、
その「勝ち方」を捨ててしまえばいい。


勝ち方を捨てたら…

勝てなくなる。負ける。


実はそうじゃない。

勝ち方を捨てたら、
戦いがなくなる。

共存になる。

相手と、観客と、ライバル(仲間)と。

自分のいろんな感情と。


ケンカを売られたら
売買できるのはケンカですが、

花を与えられたら
受け取れるのは花です。


勝ち方を手放したら、
戦いを手放せます。
比較を手放せます。

攻撃の仕方を忘れる代わりに、
ギフトの与え方が残ります。憶い出せます。

そうしなければ、
ほんとの与え方は憶い出せない。


僕は長いことマジックをやってきただけに、
そしてマジックで勝つ方法・評価される方法を
体得してきたばかりに、
攻撃力も高めてしまいました。


そうじゃなくて、
攻撃力をゼロにしていき、
そしてギフト力(?)を思い出す。

人を、誰かを負かす力じゃなくて、
誰かを喜ばすためにその力を使う。


いえ、
ほんとは自分を喜ばせる方法を思い出す。


そうした時、
もう戦っていないから、
負ける恐怖に怯えることはない。

その時きっと持っていた劣等感も忘れる。


誰かに与えようとするギフトはきっと、
自分自身に一番のプレゼントになる。




「勝ち方」を忘れること。


Matty



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